ダイバージェンス(Lv.3)¶
このレッスンの位置づけ
難易度 レベル3。ダイバージェンス(逆行現象)は単独の指標ではなく、価格(ローソク足)とオシレーターが逆方向に動く状態を読む「見方」。MACD・RSI・ストキャス・RCIといったオシレーターに共通で使う。
※本文中のパターン・数値は資料の原文どおり。一般知識での補完はしていない。資料に無いものは「記載なし」と明記した。
前提知識(先に理解しておくべき指標)
0. 特徴(ひとことで)¶
逆行現象。オシレーター系インジケーターとローソク足(価格)が逆方向に動いている状態を指す。トレンドの弱まりを知らせるサイン。
1. 定義・パターン¶
出典:slides_2026-06-26T13-49-28.pdf / slides_2026-06-26T14-14-34.pdf
| パターン | 価格 | 指標 | 意味 |
|---|---|---|---|
| 強気のダイバージェンス | 安値を切り下げ | 安値を切り上げ | 上昇に転じる可能性 |
| 弱気のダイバージェンス | 高値を切り上げ | 高値を切り下げ | 下落に転じる可能性 |
(例:ローソク足が安値を切り下げているのにRSIが安値を切り上げている → 上昇転換/ローソク足が高値を切り上げているのにRSIが高値を切り下げている → 下落転換)
使えるおすすめインジケーター(資料記載の4つ)¶
- MACD — 価格上昇中なのにMACDが下落していれば発生
- RSI — 価格上昇中にRSIの下落が見られれば発生
- ストキャスティクス — 価格上昇中にストキャスが下落していれば発生
- RCI — 価格が値上がり中なのにRCIが下降に転じれば発生
2. 前提知識¶
出典:slides_2026-06-26T13-49-28.pdf / slides_2026-06-26T14-14-34.pdf
- 各オシレーター(MACD/RSI/ストキャス/RCI)の基本的な読み方。
- ローソク足の高値・安値の切り上げ/切り下げの判定(価格側の動き)。
3. ダマシの注意点・エントリーを見送るべき条件¶
出典:slides_2026-06-26T13-49-28.pdf / slides_2026-06-26T14-14-34.pdf
「弱まり」であって「必ず転換」ではない
ダイバージェンスは トレンドの弱まりを知らせるサインにすぎない。「トレンドが弱まる=必ず転換する」ではない。状況によっては、ダイバージェンスの有無に関係なく相場が変動する。
単体で取引しない・発生頻度が低い
- ダイバージェンスだけに頼るとダマシに遭う可能性がある。必ず他の指標と併用する。
- ダイバージェンスの発生頻度はあまり高くない。さらに強いトレンドが発生していると起きにくい。これだけを狙うとなかなか取引できない事態に陥る。
4. エントリー確度を高める組み合わせ指標¶
出典:slides_2026-06-26T13-49-28.pdf / slides_2026-06-26T14-14-34.pdf / マネースクール文字起こし2
ほかのテクニカル指標と併せて用いることで、より正確に転換のタイミングを分析できる。
「3点セット」で多角的に判断(実戦の考え方)
- トレンド的にもバツ(ローソク足・遅行線が下がり基調=トレンドが弱い)
- MACD的にもバツ(MACDにダイバージェンスが出ている)
- RSI的にもバツ(買われすぎ水準から少し上がって終わる)
この「トレンド×MACD×RSI」の3点セットが揃うと、下落を予測する根拠が強くなる。
5. 取引手法の一例(資料の実例)¶
出典:マネースクール文字起こし2
- 強気ダイバージェンスで拾う(AMDの例):株価が下落する一方でMACDのゴールデンクロスが少しずつ切り上がる(強気ダイバージェンス)局面で、「これ以上落ちない」など複数の根拠と合わせて買いを入れる。
- 弱気ダイバージェンスを警戒(マイクロンの例):レンジ相場で株価が上がっているのにMACDの上が切り下がる(弱気ダイバージェンス)。週足で上がっていても落ちる可能性が十分あると分析。
- 弱気ダイバージェンスの実結果(テスラの例):株価上昇に対しMACDが下落するダイバージェンスが発生し、結果的に株価が 440 → 380 へ大きく下落。
- 強いトレンド中の強気サイン(Amazonの例):強い上昇トレンドの中でRSIに強気ダイバージェンス(Buy)が出た場面。「まだ上を目指している中で、さすがに売られすぎ」という優位性の高いタイミングとしてエントリーを狙う。
出典一覧¶
| # | 資料名 | 種別 |
|---|---|---|
| 1 | slides_2026-06-26T13-49-28.pdf(定義・パターン・おすすめ指標・注意点) | NotebookLM ソース |
| 2 | slides_2026-06-26T14-14-34.pdf(同上) | NotebookLM ソース |
| 3 | マネースクール文字起こし2(3点セット・AMD/マイクロン/テスラ/Amazonの実例) | NotebookLM ソース |
精度に関する注記
- 本レッスンは上記ソースの原文に基づく。数値(テスラ440→380)・パターンは原文どおりに転記した。
- ダイバージェンスは「トレンドの弱まり」を示すサインであり、必ず転換するわけではない点を強調している(原文の注意点)。
- 実トレード前に、判断基準は必ず自分の原資料でも再確認すること。