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RSI(Lv.3)

このレッスンの位置づけ

難易度 レベル3。RSIは相場の過熱感(買われすぎ・売られすぎ)を0〜100%で表すオシレーター系指標。教科書的な「レンジでの逆張り」だけでなく、トレンドの中での押し目買い・戻り売りに使うのがこの資料の要点。
※本文中の計算式・数値・シグナル定義は資料の原文どおり。一般知識での補完はしていない。資料に無いものは「記載なし」と明記した。

前提知識(先に理解しておくべき指標)

  • 移動平均線(Lv.1) — 移動平均線でトレンドをつかみ、RSIで押し目買い・戻り売りのタイミングを計る(4章)
  • ローソク足(Lv.1) — 価格とRSIの向きを比べて「ダイバージェンス(逆行)」を読む
  • 水平線(Lv.2) — RSIにもラインが引け、レジスタンスと組み合わせて判断する

0. 特徴(ひとことで)

相場の過熱感(買われすぎ・売られすぎ)を表すオシレーター系指標。過去一定期間の「上昇幅・下落幅」から、現在の上昇幅が合計のどれくらいの割合かを計算し、上昇と下落のどちらが強いか(強気か弱気か) を相対的に示す。

この資料での立ち位置

  • 明確にトレンドが現れている相場での順張り が機能しやすい
  • △ 教科書の「レンジ相場での逆張り」は 機能しづらい
  • 主にレンジ相場での逆張りタイミング分析に用いるが、トレンド相場での順張りに使う考え方もある

1. 定義・計算式・数値

出典:slides_2026-06-26T14-38-10.pdf / テクニカル講座

計算式

一定期間の上下変動のうち、上昇した割合を算出する。

RSI = A ÷ (A + B) × 100
  • A … 一定期間の上昇幅の合計
  • B … 一定期間の下落幅の合計

数値の目安

  • RSIは 0〜100% で表される。
  • 一般的に 14日間 で設定し、70%以上で買われすぎ30%以下で売られすぎ と判断する。

各相場での推移レンジ(原文どおり)

相場 推移レンジ
保ち合い・レンジ 50%ラインを中心に 30〜70% で推移
上昇トレンド 【短期】50〜70%、60〜80% /【中期】40〜80%
下落トレンド 【短期】50〜30%、40〜20% /【中期】60〜20%

RSIにもラインが引ける

他の指標と同様、RSIのグラフにもラインを引ける。推移を見ながら上昇・下落の傾向判断に使える。


2. 前提知識

出典:テクニカル講座

  • 移動平均線 — トレンドをつかむ土台。RSIはそのトレンドの中で押し目・戻りのタイミングを計る(単体よりも組み合わせが前提)。
  • ローソク足(価格の値動き) — 価格とRSIの高値・安値の向きを比べて「ダイバージェンス(逆行)」を判定する。

3. ダマシの注意点・エントリーを見送るべき条件

出典:slides_2026-06-26T14-38-10.pdf / テクニカル講座

教科書どおりの逆張りは機能しづらい

「70%で売り/30%で買い」の単純な逆張りは、この資料では 機能しづらい とされる。強いトレンドでは買われすぎ・売られすぎの水準に張り付いたまま推移するため、水準だけで逆張りすると損失につながる。

期間を短くするとダマシが増える

RSIの期間を短くすると値動きに敏感になるが ダマシも多くなる。長くすると値動きから遅れる。初心者のうちは一般的な「14」に設定するのが推奨(開発者 J・W・ワイルダー推奨)。

保ち合いでの見送り・準備の合図

保ち合い・レンジでは、RSIが 60%以上 かつ レンジ上限(レジスタンスライン)での反発 なら下落を読む。上限のラインに到達せずに フェイラー(届かない)ができてきたら、上下どちらかに抜ける準備(形は三角持ち合い)と見る。


4. エントリー確度を高める組み合わせ指標

出典:テクニカル講座 / slides_2026-06-26T14-38-10.pdf / slides_2026-06-26T13-49-28.pdf / slides_2026-06-26T14-14-34.pdf

組み合わせ 使い方
移動平均線(SMA) 移動平均線でトレンドをつかみ、RSIで 押し目買い・戻り売り を行う。普通は難しい逆張り的なタイミングをより正確につかめる
ダイバージェンス(価格との逆行) ローソク足が安値切り下げ・RSIが安値切り上げ → 上昇転換/ローソク足が高値切り上げ・RSIが高値切り下げ → 下落転換
水平線・レジスタンス RSIのライン+価格のレジスタンスを重ねて反発・ブレイクを読む

MACDとの直接的な組み合わせについて

今回のRSIに関する資料内に、MACDとRSIの具体的な組み合わせ手法の明記は 記載なし。(MACD側の資料には別途「ストキャス×MACDのWゴールデンクロス」等がある)


5. 取引手法の一例

出典:slides_2026-06-26T14-38-10.pdf / slides_2026-06-26T13-14-53.pdf / テクニカル講座

① 逆張りの基本シグナル

「買われすぎなら売り、売られすぎなら買い」が基本。

  • 買いシグナル:30%を下回った状態から、30%を上抜ける動きを見せたら買い戻しが強まる可能性が高い。
  • 売りシグナル:70%を上回った状態から、70%を下抜ける動きを見せたら売り戻しが強まる可能性が高い。

② トレンド中の順張り(押し目買い・戻り売り)

  • 上昇トレンド:押し目買いを狙う。中期で現物保有なら 40%ラインまで待つ、短期なら 50%ライン で取っていく → 80%ラインで売却
  • 下落トレンド:買い戻しで利益を狙う。中期で現物保有なら 20%ラインまで待つ、短期なら 30%ライン で取っていく → 50〜60%ラインで売却
  • 上昇トレンド中の一時的な下げで買うのが「押し目買い」、下降トレンド中の一時的な上げで売るのが「戻り売り」。トレンドの流れに乗る感覚でエントリーする。

③ 見やすさ重視のパラメータ変更

推奨は「14日」だが、7日にすると上下の振れ幅が大きくなり見やすくなるため、時々の使用がおすすめ。


出典一覧

# 資料名 種別
1 slides_2026-06-26T14-38-10.pdf(RSI本体:定義・計算式・推移レンジ・シグナル・期間・SMA組み合わせ) NotebookLM ソース
2 slides_2026-06-26T13-14-53.pdf(順張りエントリー=押し目買い・戻り売り) NotebookLM ソース
3 slides_2026-06-26T13-49-28.pdf / 14-14-34.pdf(ダイバージェンス) NotebookLM ソース
4 テクニカル講座 NotebookLM ソース(Drive)

精度に関する注記

  • 本レッスンは上記ソースの原文に基づく。計算式(A/(A+B)×100)・数値(14日・7日・70%・30%・各相場の推移レンジ)は原文どおりに転記した。
  • 「MACD×RSIの具体的な組み合わせ手法」はRSI資料内には記載がないため「記載なし」とした。
  • 実トレード前に、計算式・パラメータ・売買条件は必ず自分の原資料でも再確認すること。