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ストキャスティクス(Lv.3)

このレッスンの位置づけ

難易度 レベル3。相場の過熱感(買われすぎ・売られすぎ)を0〜100%で表すオシレーター系指標。反応が最も早い分ダマシも多く、単体ではなく補助的に使うのが前提。
※本文中の数値・シグナル定義は資料の原文どおり。一般知識での補完はしていない。資料に無いものは「記載なし」と明記した。

前提知識(先に理解しておくべき指標)

  • 移動平均線(Lv.1) — ゴールデンクロス/デッドクロスの考え方が土台
  • MACD(Lv.3) — ストキャス単体のダマシを補うため必ず併用する(4章)
  • RSI(Lv.3) — 同じ過熱感オシレーターの仲間

0. 特徴(ひとことで)

相場の過熱感を判断するオシレーター系指標。日本語で「推計統計学」。過去一定期間の最高値・最安値の「統計」から終値の水準を「推計」する。車のタコメーター(スピードメーター)のように、相場がどちらへどれくらいのスピードで進んでいるかを推し量る、チャートだけでは分からないときの「補助」。


1. 定義・読み方・数値

出典:slides_2026-06-26T13-49-28.pdf / マネースクール文字起こし

数値の目安

0〜100%で表され、過熱感を判断する。

状態 数値
買われすぎ 80〜100%(2本のラインが80%以上で推移)
売られすぎ 0〜20%(2本のラインが20%以下で推移)

ファスト/スローの違い

  • スローストキャスティクス — ファストより反応が穏やかで ダマシが発生しにくい。一般的にはスローが用いられることが多い。
  • ファストストキャスティクス — 反応が早すぎる。デイトレード・ウルトラ短期には良いが、数日以上の取引では基本スローが良い

%K・%Dの計算式について

パラメータ設定画面に「%K」「%D」という名称は登場するが、それぞれの意味・計算式の解説は資料に記載なし(原文でも「この%Dラインとかそんなこと全然どうでもいい」と言及)。推測での補完はしない。


2. 前提知識

出典:マネースクール文字起こし

  • 移動平均線のGX/DX — ストキャスも2本の線のゴールデンクロス/デッドクロスで判断するため、その考え方が前提。
  • MACD — ストキャス単体はダマシが多いので、MACDと併せて確認するのが前提(4章)。

3. ダマシの注意点・エントリーを見送るべき条件

出典:slides_2026-06-26T13-49-28.pdf / マネースクール文字起こし

反応が良すぎてフライングする

ストキャスは一番早く敏感に危険や上昇を察知して反応するが、反応が良すぎて 「フライング気味」 になり、売買サインと逆方向に価格が動く(ダマシ)ことがある。

ダマシを減らす対策

  • スローストキャスティクスを使う
  • MACDなど他のインジケーターを組み合わせる(単体で判断しない)

4. エントリー確度を高める組み合わせ指標

出典:slides_2026-06-26T13-49-28.pdf / マネースクール文字起こし

組み合わせ 使い方
MACD ストキャス単体でGXが出ても、MACDがGXしておらず下落が強い場合はダマシ。ストキャスとMACDがほぼ同時にゴールデンクロスしてから価格が上昇する。両方でGXが揃うとダマシに遭う頻度が減り精度が上がる
移動平均線 ストキャス+MACD+移動平均線(5日線と10日線など)が揃ってGX=複数の根拠が揃った状態

「パーフェクトオーダー」(この資料での用法)

ストキャス・MACD(さらに移動平均線)が 同時にゴールデンクロスを示す状態 を、この講義では「パーフェクトオーダー」と呼び、信頼できるサインとしている。
※これは複数指標のクロス整列を指す用法。移動平均線の「並び順」の意味での用語ではない(移動平均線レッスンの注記参照)。


5. 取引手法の一例

出典:slides_2026-06-26T13-49-28.pdf / マネースクール文字起こし

① ゾーン×クロスの基本

  • 買いサイン:売られすぎゾーン(20%以下)で ゴールデンクロス(スローなら %D が SD を下から上に抜ける/原文ママ)→ 価格が上昇しやすい。
  • 売りサイン:買われすぎゾーン(80%以上)で デッドクロス(%D が SD を上から下に抜ける)→ 価格が下落しやすい。

② 複数根拠が揃った「今なら行ける」で仕掛ける

ストキャスとMACDの両方がゴールデンクロスを示し、さらに移動平均線(5日線と10日線など)もゴールデンクロスしている——という 複数の根拠(パーフェクトオーダー)が揃ったタイミング で、プット売りをしたり、株を買ってカバードコールを行う。


出典一覧

# 資料名 種別
1 slides_2026-06-26T13-49-28.pdf(定義・ファスト/スロー・数値・クロス・ダマシ・MACD組み合わせ) NotebookLM ソース
2 slides_2026-06-26T14-52-45.pdf / 15-19-25.pdf / 15-28-25.pdf(パラメータ設定等) NotebookLM ソース
3 マネースクール文字起こし NotebookLM ソース

精度に関する注記

  • 本レッスンは上記ソースの原文に基づく。数値(80〜100%・0〜20%)は原文どおりに転記した。
  • %K・%Dの計算式は資料に記載がないため未記載(推測補完はしない)。売買サインの「SD」は原文の画像表記のまま。
  • ストキャスへのトレンドライン描画は「引ける」との言及のみで、具体的な引き方は記載なし。
  • 実トレード前に、パラメータ・売買条件は必ず自分の原資料でも再確認すること。