グランビルの法則(Lv.5)¶
このレッスンの位置づけ
難易度 レベル5。グランビルの法則は、移動平均線(SMA単線)とローソク足の交差を8つのパターンに分類し、買い・売りのタイミングを捉える法則。移動平均線の応用なので、先に移動平均線を理解しておくこと。
※本文中の数値・パターンは資料の原文どおり。一般知識での補完はしていない。資料に無いものは「記載なし」と明記した。
0. 特徴(ひとことで)¶
SMA(単線)とローソク足がどのように交差するかを見る法則。交差のパターンを8つに分類したものが広く知られている。
「法則が前提」ではない(考え方の順序)
グランビルの法則が前提として成り立つのではなく、「意識されるラインがあり、それが結果的にグランビルの法則として形を作る」のがポイント。
原文の例え:「×数学の公式があるから問題が解ける/○問題を解いていった結果、公式が生まれて普遍性を持つ」。
1. 定義・8パターン¶
出典:slides_2026-06-26T14-28-56.pdf / テクニカル講座
買いシグナル(①〜④)¶
| # | 条件 |
|---|---|
| ① | 移動平均線が下落後、横ばい、または上向きに転じた時に、価格が移動平均線を 下から上に抜ける |
| ② | 移動平均線が上向きの時に、一旦価格が下落して移動平均線を下回るも、再度上昇して下から上に抜ける |
| ③ | 移動平均線が上向きの時に、一旦価格が移動平均線の手前まで下落するも、下抜けることなく再度上昇 |
| ④ | 価格が移動平均線の 下に大きく乖離 している |
売りシグナル(⑤〜⑧)¶
資料の図中には売りシグナルを示す ⑤〜⑧の番号が振られているが、具体的な条件のテキスト説明は資料に記載なし(買いシグナル①〜④の上下反転が一般的だが、原文に明記がないため補完しない)。
2. 前提知識・どのSMAを使うか¶
出典:テクニカル講座
- 一般的には「200日移動平均線」と「日足」 を利用する。
- 米国株のオプションでは「50日移動平均線」と「日足」 を使う。
- この法則があるから 「50日線より上なら割高、下なら割安」 と言える(移動平均線レッスンの「50日線=割高割安の目安」とつながる)。
3. ダマシの注意点・判断を誤りやすい点¶
出典:slides_2026-06-26T14-28-56.pdf
事前の察知と総合判断
- 50SMAと200SMAがクロスするには時間がかかる。先に察知するには 10日線と50日線のクロスを先に見ておく。
- チャートが200日線をどのように超えるかなど、総合的な判断が必要。
法則の当てはめではなく「意識されるライン」を見る
パターンに機械的に当てはめるのではなく、実際に多くのトレーダーに意識されているラインで反発・抜けが起きているかを見る(0章の考え方)。
4. 組み合わせ¶
出典:slides_2026-06-26T14-28-56.pdf
| 組み合わせ | 使い方 |
|---|---|
| 移動平均線のGX/DX | ゴールデンクロス/デッドクロスにより、そのラインが サポート・レジスタンスのどちらになりやすいかが変化する |
| フラクタル構造 | 各移動平均線の組み合わせでサポートされることがある(短期・中期・長期が入れ子) |
| 50SMA・200SMA | ゴールデンクロスは買いシグナルとして多くのトレーダーに意識され、長期トレンドの転換点・本格的な上昇開始とされる。200SMAがサポートラインとして機能 |
5. 取引手法の一例(IonQの実例)¶
出典:slides_2026-06-26T14-28-56.pdf
「IonQ 日足(2024/8/26〜12/23)」のチャートで、移動平均線のゴールデンクロス後に特定のSMAがサポートとして機能する(反発する)ポイントを捉える。
- 10SMAと25SMAのゴールデンクロス → その後、株価が落ちてきた際に 25SMA で反発(グランビルの法則どおりサポート)。
- 25SMAと50SMAのゴールデンクロス → その後、50SMA で反発するポイントをサポートとして捉える(少し飛び出しても同様に判断)。
- 全体像からも 200SMA で反発しているポイントを確認する。
出典一覧¶
| # | 資料名 | 種別 |
|---|---|---|
| 1 | slides_2026-06-26T14-28-56.pdf(8パターン・IonQ実例・注意点・組み合わせ) | NotebookLM ソース |
| 2 | テクニカル講座(200日/50日の使い分け・割高割安の根拠) | NotebookLM ソース(Drive) |
精度に関する注記
- 本レッスンは上記ソースの原文に基づく。買いシグナル①〜④は原文どおりに転記した。
- 売りシグナル⑤〜⑧は図中に番号のみで、テキスト条件は資料に記載なし(買いの反転で補完せず、明記にとどめた)。
- 実トレード前に、パターン・使用SMA・売買条件は必ず自分の原資料でも再確認すること。